大温度差空調システムへの取り組み
大温度差空調システムとは?
冷水、冷却水、空調空気等の空調を行うための熱媒体の往き・還り温度差を従来より大きくとることにより、イニシャルコスト・ランニングコストの低減ができるシステムです。
日比谷では、熱源側の大温度差化(冷水、冷却水の大温度差化)と二次側の大温度差化(空調空気の低温送風)に取り組んでいます。
氷蓄熱システムと組み合わせることにより二次側(空調空気)のより大きな大温度差化が可能となります。
また、T&A床吹出し空調システムとの組み合わせも可能です。
大温度差空調システムの特長
コストの削減:
搬送量の削減により通路となる配管、ダクトのサイズが縮小、またポンプ・ファンの動力を削減することができ、これによりイニシャルコストが試算では約5%コストダウンが可能です(500冷凍トン程度の施設)。
省エネルギー:
流量の減少に伴い、ポンプ・ファンの搬送動力を削減することができ、試算では7%程度の省エネルギーとなります(同上の施設)。
リニューアル対応:
既設の配管・ダクトを用いて負荷処理能力を増やすことができリニューアル工事に適しています。
当社では大温度差空調システムを省エネルギー、省コスト、省資源となる今後の空調システムとして積極的に取り組んでいきます。
詳しい内容につきましては、日比谷の技術の 大温度差空調システムを御参照下さい。