事例紹介:太陽熱利用システム
< 国立市 くにたち中央図書館 >
国立市 くにたち中央図書館の事例
当社は東京都国立市より、中央図書館新型空調システムの設計・施工を受注しました。この空調システムは、温湿度(顕熱、潜熱)分離型空調と太陽熱エネルギー、チルドビームを国内で初めて組み合わせた次世代型環境負荷低減空調システムです。
システムの特長
- 導入事例の施設は、92㎡の太陽熱集熱器で太陽の熱を集め、10冷凍トンの吸収式冷温水発生機で冷温熱を取り出します。
- 冷暖房時のバックアップは、高効率ヒートポンプチラーを使用します。
- 室内の空調システムは、顕熱を処理する為、図書閲覧エリアの内部インテリア部分にアクティブチルドビーム※を設置するほか、潜熱の処理が中心となる外気の取り組みはデシカント型外気処理機を設置をしています。
※チルドビーム:冷温水コイルを天井面に線状に配置し、誘引により室内空気をコイルと接触させる冷却装置。
システムフロー