蓄熱式空調システム
蓄熱式空調システム
蓄熱式空調システムとは、電力需要の少ない夜間の割安な電力(3~4割安)を利用して、冷房用の冷水や氷、暖房用の温水を蓄え、この熱エネルギーを昼間の空調に利用する、省エネルギー・省コストで環境にもやさしいシステムです。 また昼間のピーク時に、蓄熱エネルギーを利用したピークカット(*1)効果により、熱源機器の容量が小さくなるので、イニシャルコストの低減、契約電力の低減になります。 さらに電力の平準化になり、CO2の発生を抑え、地球環境の保護につながります。
(*1) : 昼間の電力需要の多い(ピーク)時間帯に電力使用量を抑えるために熱源動力負荷などをカット(停止など)すること。蓄熱システムの蓄熱(夜間)と放熱(昼間)によるピークカット運転 (熱源低減)の例

蓄熱式空調システムの種類
温度成層型蓄熱槽の例
Oビル 温度成層型蓄熱システム
蓄熱槽の温度計測の例
蓄熱システムの性能を最大限に発揮させるためには、蓄熱槽の運転状況を把握することが重要です。そのためには槽内の温度分布やその時間変動を計測する必要があります。従来は白金、あるいはサーミスタ等の温度センサを、槽内深度に応じて300~500mm間隔に必要数を槽内に吊り下げる等により行っていました。しかし、光ファイバによる温度計測は、光ファイバが細径、軽量、かつ絶縁体であり、温度センサと温度情報伝達媒体を兼ねているため、蓄熱槽内温度を、容易に、きめ細かく、リアルタイムに計測することができます。
上図の例のように、光ファイバケーブルを用いた温度計測システムは、蓄熱槽の性能診断や効率的な運用を行うための省エネ技術の一つとして有用なツールとなります。


































