Data Center Trial Field

液体冷却の「社会実装」を進める、共同検証フィールド

Data Center Trial Field(以下、DCTFと表記)は、液体冷却技術の社会実装を推進するための共同検証フィールドです。

日比谷総合設備は、本施設の運用およびフィールド施設の提供、施設の見える化・データ収集装置の構築などを担い、設備エンジニアリングの立場から参画しています。

DCTF:次世代データセンター技術を、共創で実証するフィールド

DCTFは、液浸冷却や水冷ラックなどの液体冷却技術、ならびにそれらを適用するに際も、施工上も含めたさまざまな課題抽出と解決に向けたオープンイノベーションを目指し、「現場で本当に使えるか」を多社で検証するためのフィールドです。

データセンター事業者、ITベンダー、設備エンジニア企業などデータセンターを取り巻くさまざまな企業・団体が集まり、技術・運用・コストの観点から社会実装のハードルを下げていくことを目的としています。

多様なプレーヤーが集まり、コラボレーションを通じて課題を共有・解決することで、液体冷却の社会実装を加速することを目指しています。

◆多様なプレーヤーが集う場

DCTFには、データセンター事業者、液体冷却装置メーカー、設備会社など、液体冷却に関わるさまざまな企業が参加し、実機検証と情報共有を通じて課題解決に取り組んでいます。

設備インフラとして“現場で使える”液体冷却を検証

通信局舎の時代からデータセンター設備を手掛けてきた経験を活かし、日比谷総合設備は液体冷却を「設備インフラ」として現場に実装する立場から、配管・設備・運用の3つの観点で検証に参加しています

◆設備インフラとして“成り立つか”

液体冷却装置と建物側の配管・熱源設備との接続方法、漏えいリスクの低減、必要スペースなどを確認し、データセンター設備として成立するかを検証しています。

◆運用・保守まで含めて“回せるか”

24時間365日稼働するデータセンターにおいて、点検や故障時対応、監視・アラーム設計など、運用・保守の現場で無理なく回せる仕組みになるかを評価しています。

◆既存・新設どちらにも“持ち込めるか”

新設だけでなく既存データセンターへの後付けも視野に入れ、スペースや電源条件、既存設備との両立性などを確認し、現場への適用可能性を検証しています。

DCTFで得た知見を、案件対応に活かす

DCTFは個別案件の検証場ではなく、液体冷却の社会実装を進めるための共同検証フィールドです。

ここで得られた知見をもとに、日比谷総合設備は今後のデータセンター新設・リニューアル案件で、より現実的で安全な提案ができるようになります。

◆“机上設計だけではない”提案

実際の設備・配管条件で検証して得た知見を踏まえ、液体冷却採用時の注意点や成立しやすい条件を、設計段階でお伝えできます。

◆既存DCへの適用可否を冷静に評価

既存データセンターへの液体冷却適用について、DCTFでの検証結果を参考にしながら、リスクとメリットを踏まえた現実的な見解を示します。

◆中長期の検討に役立つ“考え方”の提供

液体冷却方式の特徴や今後の技術トレンドに関する情報を共有し、お客さまが中長期の設備戦略を検討する際の材料として活用いただけます。