サーバラックの熱負荷特性にあわせて最適な冷却システムを提案

近年のデータセンターでは、サーバラック発熱量の増加傾向にあります。従来のデータセンター空調における一般的な床吹出し・天井吹出し空調に留まらず、高負荷対応の壁吹出し空調や超負荷対応のリアドア型空調、液浸冷却システムの提案から設計施工まで幅広く対応します。

比較的発熱量が低い従来型データセンター空調

比較的発熱量の少ないサーバールームはコールドアイルやホットアイルのような区分けをおこなわず空調効率を追求しないケースも散見されます。吹出し方法によって二重床からサーバラックに向けて上向きに冷気を供給する方法を床吹出し空調方式といいます。また、天井に設置した吹出口から下向きに冷気を供給する天井吹出し空調方式が一般的です。

床吹出し空調
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床吹出し空調
天井吹出し空調
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天井吹出し空調

高負荷・超高負荷対応の空調

過大な発熱に対し室内壁一面の開口からコールドアイルへ吹出す方法が壁吹出し空調方式です。
サーバーラック背面の排気側に空調機を取り付け直接冷却するリアドア空調方式。

 

冷却液(油など非電導性の液体)が充填された液槽にサーバを直接浸して、サーバを直接冷却する液浸冷却システムなど、それぞれの特徴を活かした最適システムを選定いたします。

壁吹出し空調
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壁吹出し空調
リアドア空調
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リアドア空調
液浸冷却装置
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液浸冷却装置