事業活動を通じた「地球環境保全」と「地域社会との調和・共存」を目指し、
グループ会社と一体でISO14001を軸にした積極的な環境活動を進めています。
また、環境活動に関する情報を積極的に開示し、社会の皆様にご理解いただけるよう努めています。
2009年9月の全社の統合認証取得以降もISO14001を柱に環境活動を進め、環境方針「お客様の省エネルギー推進、CO_{2}削減のニーズへの最適なソリューションの提供と、環境技術の研究開発を通じた低炭素社会実現への貢献」に基づき、お客様の省エネ、CO_{2}削減に向けてLCトータルソリューション提案活動を積極的に展開し、本業を通じた環境課題の解決を目指しています。
生産活動、オフィス等の活動、地域活動において、概ね目標を達成いたしました。
一方「コピー用紙の低減」については、ICTツール使用の推奨を継続的に行っており、前年度より低減できたものの、目標未達となりました。
▶2020年度環境目標と実績/2021年度環境目標一覧
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お客様への省エネルギー提案や、廃棄物の適正処理など事業活動においても環境に配慮し、
地球環境の保全につながる取り組みを進めています。
日比谷総合設備では現代社会が支える問題(省エネ・地球温暖化)を考慮し、お客様の省エネ・CO_{2}削減に向けた積極的な提案を実施しています。
近年では他社とアライアンスを組み、県下全域の県有施設に対し照明のLED化や自治体施設への防災・省CO_{2}を兼ねた自立・分散型エネルギー設備の導入なども手掛けています。
今後も既存業務だけでなく、地球環境保護を視野に入れ、お客様のニーズを汲み取り、省エネルギー提案に努めてまいります。
石綿などの特別管理産業廃棄物の適正処理を推進するため、2011年度より新入社員教育のカリキュラムに資格取得項目を追加し、管理責任者教育育成強化に努めています。累計取得者は446名です。
現行の「廃棄物処理法」は、当該建設工事を注文者から直接請け負った元請業者を排出事業者とすると規定し、元請責任が明文化されています。
このため日比谷総合設備では、廃棄物処理業者のなかでも優良業者(環境マネジメントシステム認証取得会社等)の採用を全店の目標に掲げて実施。また、マニフェスト管理を従来通り徹底し、処理業者(収集運搬・中間処分・最終処分)施設の現地確認も全国で継続的に実施しています。
廃棄フロンガスについては、フロン回収行程管理表に基づき適正処理を実施していますが、2010年度より、取引先と協力し純度の高いものについて再生処理の流れをつくりました。
▶フロンガス回収量
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建築物に使用されている石綿は人体に及ぼす影響が大きいため、石綿を使用した建築物の改修工事では、飛散防止の処置が求められています。
日比谷総合設備では、施工をすべて専門業者に発注して安全を確保しつつ、環境保全に対する取り組みも強化しています。
日比谷総合設備が将来にわたって事業を継続し、社会に貢献していくために保有すべき技術と経営計画・市場動向を踏まえた技術戦略は、基本的には中期経営計画に沿って策定していますが、変化の速い時代の流れに敏感に対応してまいります。
日比谷総合設備は、低炭素社会の実現に向けた国のエネルギー政策等を踏まえ、一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)を事務局として発足した「ZEBプランナー」登録制度に申請し、2018年2月23日に登録されました。
現在、省CO_{2}事業の実績を生かし、公共建物のZEB化(※ZEB Ready)を目指した案件に取り組んでいます。自治体の本庁舎を対象としたZEB化改修工事を企業が担うのは全国初となります。
※ZEB Ready・・・エネルギー消費量を50%以上削減した建築物
日比谷総合設備では、地球環境保全の一環としてオフィス内におけるエコ活動に取り組んでいます。
日比谷総合設備では、全社のエネルギー量の「見える化」を行い、全社の省エネ活動状況を把握し、推進しています。
2020年度の全社オフィス電力量はCO_{2}排出換算で478tでした。
日比谷総合設備では、全社有車のハイブリッド化を目指しております。
工事用車両などの更改時にハイブリッド車の購入を推進し、社有車使用による環境への影響の低減を図っています。
2020年度の全社の給油量は約59,000L、CO_{2}排出量は138tでした。
▶過去3年間のCO_{2}排出量、HV化率の年度別推移
CO_{2}排出量(t) |
HV化率 |
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2018年度 |
144 |
81% |
2019年度 |
131 |
88% |
2020年度 |
138 |
81% |
日比谷総合設備では、コピー用紙の使用量削減とともに、2010年より間伐材を使用したコピー用紙「木になる紙」の2020年度全社購入量は約420万枚(A4サイズ換算)となり、約3.4haに相当する森林の間伐促進と約1,700kgのカーボンオフセットに貢献しました。
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- 木になる紙